WordPressには、記事を過去に保存した状態に戻したりできるリビジョン機能が搭載されています。
ですが、リビジョン機能で作成されたリビジョンは自動で削除されないため、記事を編集して保存すればするほどリビジョンが溜まり続けていきます。
そこで今回は、リビジョンを削除する方法・一定期間経過したリビジョンを自動的に削除する方法を解説していきます。
リビジョンを削除する方法
リビジョンを削除する方法はいくつかありますが、おすすめはWP-Optimizeというデータベースなどを最適化するプラグインです。
1クリックで古いリビジョンを削除できる機能が搭載されているため、特別な理由がなければWP-Optimizeを使うといいでしょう。
WP-Optimizeは管理画面のプラグイン新規追加ページからインストールできます。

wp optimize
と検索するとすぐに見つかりますWP-Optimizeでリビジョンを削除する
WP-Optimizeを導入すると左メニューに専用の項目が追加されているので、クリックしてアクセスします。
アクセスすると最適化の項目がありますが、その中に
という項目が見つかります。
こちらの項目の右側にある
をクリックすることで、作成されたリビジョンを全て削除することができます。自動下書きのクリーンアップなども同時に行いたい場合は
を押すといいでしょう。最適化したあとリビジョンがあった記事の編集画面を開いてみて下さい。
今まであったはずのリビジョンの項目がなくなっている(リビジョンがなくなった状態)はずです。
リビジョンを定期的に削除する
WP-Optimizeにはスケジューリング機能があり、スケジューリング機能を有効化することで、定期的にリビジョンを自動的に削除することができます。
スケジューリングを設定したい場合は、Wp-Optimizeの最適化ページで
に切り替えます。
設定の中に
という項目があるので、 にチェックを入れます。
チェックを入れるとその人の項目を編集できるようになるので、
にチェックを入れ、削除する間隔を指定します(デフォルトは1週間毎)
スケジュール設定を変更したら、一番下の
を押してください。これで、定期的にリビジョンが削除されるようになり、勝手にリビジョンが溜まり続ける事がなくなります。
直近のリビジョンは残しておきたい場合
デフォルトの設定では直近に作成されたリビジョンも含めて全て削除されるようになっています。
直近数週間ぶんのリビジョンは残しておきたい場合は、Wp-Optinizeの設定の
から にチェックを入れて、保持する期間を指定してください。
上記画像の設定の場合は、直近2週間分のリビジョンは削除されずに保持されます。
直近のリビジョンは記事を少し前の状態に戻したい時に使うことがあるので、最低でも1週間程度は保持する設定にしておくといいでしょう。
これで、リビジョンが無駄に増えることなくリビジョン機能を有効活用できるはずです。